信用保証協会 融資 審査 保証料 コロナを不動産賃貸業のために徹底解説!

「小規模大家の信用保証協会活用法」

このサイトでは不動産賃貸業(プロパー融資がまだ引けない小規模大家さん)のために不動産賃貸業の物件購入資金である『信用保証協会の設備資金融資』に特化して説明しています。


信用保証協会 融資攻略6ステップ


はじめに・・・

小規模大家さんには基本知識のインプットが必要です。不動産賃貸業を始めたい人が『積算?利回り?融資?空室対策?』何それ? 

そんな状態ならきっと融資はうまく行かないですよね・・・

 

プロパー融資が簡単に引けなくなった新型コロナ以降の不動産賃貸業への融資環境の中で、信用保証協会の設備資金で融資を受けて物件を購入したい小規模大家さんが『制度融資?保証制度?責任共有対象外?保証料?別枠?』何それ? 

 

そう話しているようでは地銀より信金より評価が出る信用保証協会を活用したフルローンやオーバーローンを引くことはできません。

 

ぜひ小規模大家さんの融資の味方、信用保証協会をご理解いただき信用保証協会の複雑な融資の仕組みやロジックを理解してフルローンやオーバーローンを引いてください。

 

まずはこの6ステップから学んでください!


STEP①:小規模大家さんの融資環境の変化を理解する!

現在は新型コロナ前と融資状況が変わり小規模大家さんにはプロパー融資が引きにくくなっています。


小規模大家さんは政策金融公庫や信用保証協会から融資を受け大家さんとして実績を積まないとプロパー融資を受けられなくなってきました。

 

私も小規模大家さんです。不動産賃貸業歴は13年ありますが昨年の決算時には総資産1億円の小規模大家さんでした。メガ大家さんと呼ばれる総資産10億円を越える大家さんやギガ大家さんと呼ばれる総資産100億円を越えるような大家さんではありません。

 

そんな小規模大家さんでも2020年の年初は銀行数行からプロパー融資の打診を受けていました。笑


実は私は2020年2月からプロパー融資30連敗しました。新型コロナの影響で小規模大家さんの融資環境が激変し融資が通らなくなってきたのです。


そして、お断りのお決まりフレーズは『保証協会付きなら・・・』という回答が続きました。

 

しかし、そんな私でも新型コロナの発生した2020年3月以降9月末までの半年で信用保証協会と政策金融公庫から合わせて設備資金4本、運転資金4本を借り入れしました。それも設備資金の3本はセーフティーネット保証枠という別枠での物件購入です。

 

信用保証協会は小規模大家さんには強い味方ですが設備資金の融資枠は一般枠の2億円で打ち止めです。それが現在は新型コロナでセーフティーネット保証枠という別枠の2億円の設備資金が使え、どんどんその枠で物件購入する人が増えてきています。

しかし、そんな私が2020年9月に都内で中古RCをオーバーローンで購入しました。それも『メガバンクでオーバーローンで別枠(2億円のセーフティーネット保証枠)』で融資を受けたのです。

 

小規模大家さんなので、もちろん信用保証協会から融資を受けました。それも10割保証(責任共有対象外)です。だからこそそんなことを実現できたのですが多くの小規模大家さんは信用保証協会のことや制度融資や保証制度のことを理解していません。

 

メガバンクの口座を事前に特殊な方法でこじ開け、その後、信用保証協会の特殊な方法で融資を申し込んだから実現できたのですが、そんな話をご理解いただき、ぜひ小規模大家さんの味方、信用保証協会を有効に活用していただきたく本サイトを立ち上げた次第です。

 

このSTEP①について詳しくはこちらから・・・


STEP②:政策金融公庫との設備資金融資の違いを理解する!

政策金融公庫も信用保証協会も融資を受ける際の資金には主に『無担保の運転資金』と『有担保の設備資金』の2種類があります。


この設備資金が不動産賃貸業が物件購入する際に使う資金です。信用保証協会でも政策金融公庫でも設備資金と呼びます。

 

そして不動産賃貸業が新規に物件を購入するには設備資金を借りる必要があります。信用保証協会よりも政策金融公庫のほうが融資は出やすいですが政策金融公庫は約3割の自己資金(頭金)が必要なため成長スピードが遅くなります。

 

頭金が少なくてオーバーローンも狙える信用保証協会の有効活用を小規模大家さんは考える必要があります。


ただし保証協会融資には保証料が最初にかかるので保証料の分割払いを選ばないと融資時に一括で保証料が引き落とされてしまうことなど小規模大家さんは知っておくことが色々あります。

 

また、政策金融公庫にも小規模大家さん向けの物件購入用の設備資金が使える融資枠が3つあります。そんこなことも知っておく必要があります。

 

 このSTEP②について詳しくはこちらから・・・


STEP③:信用保証協会の融資の枠組みを理解する!

信用保証協会は各都道府県や一部の大型都市に存在する民間法人です。各信用保証協会は同じ仕組みで動いていますが保証制度や運用ルールは各信用保証協会で異なります。

 

信用保証協会は銀行にも2割責任を持たせる『責任共有(8割保証・80%保証)』での融資と、信用保証協会が全ての責任を持つ『責任共有対象外(10割保証・100%保証)』という2つの種類の融資があります。

 

後者の10割保証の場合、信用保証協会が銀行に融資額の10割全額を保証することで銀行にはノーリスク案件となるため銀行は新規顧客でも取り組みやすいです。


新規に取引を開始するならプロパー融資よりも信用保証協会付き融資のほうが銀行はリスクが少なく取引を開始しやすいのです。

 

信用保証協会の設備資金の利用上限金額は、一般保証枠2億円、セーフティーネット保証枠2億円、危機関連保証枠2億円です。


いつでも使える一般枠以外から使うほうが多くの金額を利用できます。運転資金の各上限は8000万円です。

 

このSTEP③について詳しくはこちらから・・・


STEP④:制度融資と保証制度を理解する!

信用保証協会の融資メニューである【保証制度】は主に3つの【制度融資】(県制度融資・市町村制度融資・協会制度融資)に属しています。

 

3つの制度融資のそれぞれに数多くの保証制度が存在しています。その3つの制度融資に運転資金と設備資金と金利と返済期間が入り乱れるため保証制度は複雑となっています。

 

そんな保証制度には不動産賃貸業という特殊な業種(長期間の設備資金を連続で借り自己本比率が極めて低い業種)が使用できる15年以上の融資期間がある設備資金の保証制度は少ないのが現実です。


そんな特殊な不動産賃貸業にマッチする保証制度を探し出して銀行に持ち込むのが、信用保証協会の融資攻略のキモとなります。

 

このSTEP④について詳しくはこちらから・・・


STEP⑤:保証制度を使いこなす!

残念ながらそんな特殊な不動産賃貸業が使いたい特殊な融資メニュー(保証制度)を銀行員さんは知りません。


銀行員さんが詳しいのは多くの企業が使う運転資金の内、長期で固定低金利メニューが多い県制度融資の中の保証制度や利子補給のある市町村制度融資の中の保証制度です。

 

そのため銀行に行っても運転資金や一般的な設備資金で借りることしかできません。不動産賃貸業が使える保証制度を小規模大家さんが自分で理解し探し出し信用保証協会と連携して融資に取り組み、銀行員さんに説明して教えて説得しないと、そんな特殊な保証制度を使うことはできません。

 

そして不動産賃貸業が物件購入で使える保証制度名を申込書に記入することもできなくなってしまいます。その結果、信用保証協会を有利に使いこなすことができなくなってしまいます。信用保証協会でフルローンやオーバーローンを引けない人はその知識がないのです。

 

不動産賃貸業の物件購入に適した保証制度を探すには設備資金15年以上の保証制度を小規模大家さんが自ら探し出し不動産賃貸業が設備資金として物件購入に使える保証制度かどうか信用保証協会に行って自ら相談する必要があります。


そしてフルローンやオーバーローンを受けたいなら多くの金額の融資を受けられる記入方法で申込書に記載する必要があります。

 

信用保証協会に行く時には合わせて信用保証協会のNG条件(エリア・土地条件・耐用年数・収益条件等)も確認して保証協会がOKする物件を探して銀行経由で信用保証協会にぶつける必要があります。

 

このSTEP⑤について詳しくはこちらから・・・


STEP⑥:銀行の無理解を乗り越え審査に申し込む!

銀行員さんは多くの企業が使う県制度融資や市制度融資の運転資金はある程度理解しています。しかし多くの保証制度を理解している訳ではありません。

 

特に15年以上融資期間のある設備資金やセーフティネット保証枠の設備資金などの特殊な保証制度を理解していない銀行員さんがほとんどです。

 

不動産賃貸業が利用できる保証制度について大家自らが銀行員に説明して銀行員さんに納得してもらって融資を申し込む必要があります。

 

そうしないと特殊な保証制度を使いこなせないですし別枠の設備資金2億円を使うこともできません。

 

会社の信用のない小規模大家さんは信用保証協会や銀行員さんからの信頼獲得のために初期段階でのアプローチには文書が有効であり怪しくないしっかりした法人だと理解してもらえる取り組みが非常に重要です。

 

電話で信用保証協会に問い合わせても『怪しい全く信用保証協会のことが分かっていない業者』からの問い合わせには『銀行が窓口なので銀行に行って聞いてください!』といい加減な対応をされてしまうからです。それはそうです。複雑な制度融資や保証制度や責任共有対象外の話や別枠の話を電話で説明は出来ないですから、、、

 

と、これだけ説明しても電話で信用保証協会に問い合わせるイケテナイ大家さんが多いです。まあ、適当にあしらわれてください。怪しい胡散臭い業者さん!!胡散臭い業者が電話で信頼構築なんて出来るはずがないのです!

 

自らに有利な条件で信用保証協会から融資を受けるには、しっかり準備をして信用保証協会のこと制度融資のこと自分が使いたい保証制度のこと理解をしてから信用保証協会に行って聞き出すことやOKをもらうことがたくさんあります。

 

そうやってしっかり準備をするとフルローンでもオーバーローンでも引けるのが信用保証協会を活用する最大のメリットです。

 

ただし自己資本比率が低いとそもそも融資してもらえないので、そこはご注意ください。

 

このSTEP⑥について詳しくはこちらから・・・



信用保証協会攻略のノウハウや一般的な知識を別ページでまとめています。こちらもご確認ください。

 

『信用保証協会攻略ノウハウ』はこちらから・・・



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