6つのキーワード②:責任共有対象外

信用保証協会の融資には2種類あります。『責任共有』と『責任共有対象外』です。責任共有とは、融資を受けた際に、銀行と信用保証協会がリスクを共有する融資です。通常は信用保証協会が8割・銀行が2割責任(リスク)を負担します。

 

言い換えると、大家が破産した際にローンの残債の8割を信用保証協会が銀行に支払う・・・ということです。責任共有を『8割保証(80%保証)』ということもあり、責任共有対象外を『10割保証(100%保証)』とも言います。

 

信用保証協会は銀行に基本的に8割信用保証しますが例外時だけ10割(100%)信用保証することがあります。10割保証(責任共有対象外)の場合、銀行の貸し倒れリスクは実質ゼロとなるので10割保証だと銀行は新規の中小企業との取引を開始しやすいです。

 

セーフティーネット4号は10割保証でセーフティーネット5号は8割保証です。建築会社が倒産した場合に対象となる場合があるセーフティーネット1号は10割保証(多法人除く)です。

 

政府が激甚災害を指定するとセーフティーネット4号に指定されやすいので要チェックです。4号に指定されるとメガバンクなど今まで取引開始できていない銀行と取引を開始する大きなチャンスです。


また創業関連融資でも10割保証がある場合もあります。この創業関連融資はケースバイケースなので各信用保証協会に確認する必要があります。


そういう意味でも10割保証(責任共有対象外)をうまく活用して銀行と新規口座を開設するのが有効な手段です。

     

 


小規模大家のための信用保証協会6つのキーワード

もしあなたが、小規模大家さん又はこれから大家さんで、信用保証協会を使いこなしたいと思っているとしから・・・もし下記の6つのワードを1つでも理解していないなら、ここで学ぶことをお勧めします!

 

① 設備資金

 責任共有対象外

③ 別枠

④ 制度融資

⑤ 保証制度

⑥ 保証料



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「小規模大家の信用保証協会活用法」


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